ツールの概要

  • 外部システムと「送る」、「受け取る」、「登録する」などのやりとりを行う設定です。
  • 実際の処理タイミングや内容は、エージェントが会話中に自動判断して実行します。
  • 特定のサービスに限らず、通知・登録・取得などの汎用的な処理に対応できます。
    • 使用例:
      • 担当者に通知を送る
      • 管理システムにデータを登録する
      • 社内データベースから情報を取得
      • 外部サービスから最新情報を取得

ツールの役割

機能説明
外部との接続設定送信先や認証情報など、やりとりのルールを登録
再利用可能登録したツールは、複数エージェントで使い回し可能
ノーコード対応専門知識がなくても、項目入力だけでAPI連携が可能

ツールとエージェントの関係

  • ツールは外部との接続口(設定情報)
  • エージェントが会話の内容に応じて、必要なツールを自動で呼び出します
    • 活用例:
      • 特定のキーワードで通知を送る
      • 条件に一致したら外部サービスに登録する
      • ユーザーの質問に応じて外部データを取得する

ツールの設定方法

① ツールを作る(=外部APIの情報を登録)

  • ツール一覧画面から新規作成
  • 以下を入力:
    • 名称・説明:何と連携するのか/何をするのか
    • 入力項目(パラメーター):外部に送る情報
    • 必要なヘッダー:認証キーなど
    • 接続先情報:送信先のURL、パス、メソッド(GET/POSTなど)

② エージェントに組み込む

  • エージェント設定で「外部ツールを使う」を選択
  • 条件や入力に応じて、どのツールをいつ呼び出すかを指定
  • パラメーターはユーザー入力やエージェントの計算結果から動的に渡すことも可能

③ テスト・活用する

  • 正常に通知・登録・取得が行われるか確認
  • 会話中に自然にツールが実行されるかをチェック

よくある使い方のイメージ

シーンツールがやっていること
担当者へのエスカレーション通知APIを呼び出して担当者にメッセージを送信
問い合わせの自動登録管理システムにPOSTしてチケットを作成
社員情報の参照社内の社員DBから部署名などを取得
最新データの取得外部サービスにGETで問い合わせして一覧や数値を取得